最近 このような話を聞くことが増えました。
スチールのROADに乗りたいんだよね。
スチールって長持ちするんでしょ?
それで体に優しいんだよね??!!
って。
皆さんドコでそんな話を聞いたのか。。。。。
確かに、メディア等でもスチールフレームは長持ちするとか
しなりが有って、体にやさしいとか書かれていますね。
しかし、良く見てください。
大半は、フレーム価格で20万円以上する物のお話です。
ただ・・・困ったことに、この部分だけを引き合いにして
売っている10万円以下のスチールフレームの完成車・メーカー(販売店)が有ります。
これら安価なスチールフレーム完成車は、別物。
全く、気持ち良く走らナイ。軽くナイ。しならナイから体に優しくナイ。
と、ナイナイ尽くし。
1つだけ言えることは、耐久性は有ります。
さて、この違いはドコから来るのでしょう。
最大の違いは、使用される素材とその厚みの違いです。
一言でスチールフレーム と言いますが
実際には、鉄 ではなく 合金を使用しています。
安価な物は ハイテンション鋼 という鉄の合金
高価な物は クロムモリブデン鋼(クロモリ) もしくは、ニッケル・ヴァナジウム・モリブデン鋼(ニヴァクローム)
最近は、ステンレス なんてのも出て来ました。
素材の大きな違いは、薄く出来るか。 そして、薄くした状態で強度を保つ事が出来るか。
当然、外径が同じならば、金属として薄い方が軽くなります。
逆に、厚くなれば、重くそして、硬く成ってしまいます。
自転車として走るためには、軽ければ軽いだけ楽になります。
そして、タダ硬いのではなく、適度な「しなり」と「反発」が有ったほうが、
体にとっては、負担が少なくなり、なおかつ速く楽に成ります。
こう書くと、じゃあ最近の硬いと言われるカーボンは速くないのか?
硬いほうが良いんだったら、重くても厚いクロモリでも良いんじゃないか??
もしくは、しなりと反発が有ったほうが良いんだったらウンヌン・・・・・・
と、言う人が出てくるんですよね。。
クロモリとカーボンには素材の違いや造りの違いによる「根本的な差」が存在しています。
同列で比べる事は出来ません。
ココで言いたいのは、
メディア等で言われる、良いスチールフレーム というのは
ある程度以上のクロモリを使用し、チャント溶接されたフレームの事です。
当然、価格は20万以上(フレーム+フォーク)します。
当店で御薦め出来るクロモリフレーム
ま、自分が以前居たビルダーさんのフレームは、当然イイです。
今年のアメリカのハンドメイドショーNAHBS では、最高の賞を取られました。
先日お話を伺ったら、狙ってた。。。。との事。狙って取るなんて、オソロシイ・・・
ソレを踏まえた上で
今扱っているフレーム
GURU のスチールSideroは良いです。
素材も、クロモリとしては最高峰のコロンバス・スピリット
サイズや、角度は全てオーダー出来るので、フレームの性格も自由に変更できます。
色々なオプションも自由。
ROADやツーリング車・シクロクロス等、何でも作れます。
走行感は(聞いた範囲で=未だ私は乗っていない)
クロモリらしいシルキー感と、GURUの特徴か?と思える、踏み出しの良さが有るらしい。
カナダで人気が有るのも頷ける。
更には、仕上げが綺麗ですね。
国内最高峰のビルダーさんの所に居た人間から見ても、綺麗だと思います。
本当に良いクロモリフレームに乗りたいならば
GURU もしくは、国内フレームビルダーブランドに しときなさい。
0 件のコメント:
コメントを投稿