2014年7月10日木曜日

Taila Disc テストライド

新しい規格として定着するか??
それも含め、新しく導入する予定のカーボン・ディスクロードをテストライド

Project-K 002 コードネーム:Talia Disc です。
素材は東レ T700を使用し、
フレーム重量は1100g前後
まあ、カーボンフレームとしては標準的な重量ですね。

 フレームのディスクブレーキ台座はチェーンステーに装備
ブレーキングによるフレームの歪みに対応し、
更にはブレーキングの反力による後輪の跳ねを防いでいます。

シートステーは上下に撓ませた構造。
 これが乗り心地にどう影響するか?

 BBは68mm(スタンダード)とBB86が選べますが、今回はBB86で組んでみました。
 68mmBB幅まで広げられたダウンチューブとシートチューブBB側が
 踏み込んだ時のBB回りの不要な揺れを防ぎます。

 エンド幅は、フロント100mm リヤ135mm
 今回の試乗車はシマノ New105・11s(5800)で組んでいます。
 ホイールはオリジナル38mmカーボン・クリンチャーリムを使用
 タイヤ ミシュランPRO4SC 700X25C (空気圧7.0bar)
 ブレーキは シマノ BR-R517 メカニカル・ディスクブレーキ

 さて、走ってみた感じは??
 踏み出して感じるのは、良くも悪くも 普通。。
 硬くも無く、柔らかい訳ではない。
 ある程度力を込めて踏めば、BB回りのシッカリ感が有り、軽快に踏める。
 かと言って、硬さからくる反発力が・・と言う感じではない。
 軽目のギヤで回せば、安定したBB周りのお陰でクルクルと周り
 登りや平坦で踏んでみれば、嫌なタワミも無く加速していく。
至って優等生的な踏み心地。 

そしてビックリしたのは、乗り心地が良い。
 多少の舗装路のひび割れは、ほぼ感じないほどに衝撃をフレームが吸収してくれる。
実際には、割れているのは分かるのだが、気にならない。
マンホール等を踏んでみても、全然気にならない。

コーナリングは素直。狙った所に素直に入っていける。
タイトコーナーや高速コーナー等気にして曲がってみたが、
これぐらい狙った場所に曲がれると、ワインディングロードでも楽しく走れるのでは無いだろうか。

気になるブレーキだが、これはある意味予想外に良かった。
ディスクローターは標準で140mmを使用する。
更にメカニカルで廉価版キャリパー(レジンパッド)を使ってみたのだが 必要十分だと言える。
ブレーキングの感覚は、そうだな~~~~
カンパみたい!!
ブレーキの効き始めは穏やかで、握り込む程にリニアに制動力が増していく感じ。
後輪はロックする程に効く。
もっと制動力が欲しい場合は、メタルパッドに交換する・ディスクローターを160mmにする。等の対策でもっと効くように成る。
そして、ブレーキでのハンドリンクに対する癖のような物は。。。
個人的にMTBに長く乗っているが有るかも知れないが、マッタク気にならない。

このフレーム。。。
正直言って、ブルベやロングライドに最適なんじゃないか??
振動吸収に優れ、踏んだ感じで疲れるような反発も無く、コーナーでも狙ったように曲がる。
そして、天候に左右されないブレーキ。

 自分で言うのもナンですが、かなり良いです!

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